第12回:株銘柄_考察【日清紡ホールディングス】
今日は株式テーマ「半導体」に枠を絞って、企業をピックアップしてみました。
日清紡ホールディングス株式会社
日清紡ホールディングス株式会社(にっしんぼうホールディングス、英語名: Nisshinbo Holdings Inc.)は、東京都中央区日本橋人形町に本社を構える日本の持株会社。日清紡と省略して呼ばれることが比較的多い。「環境カンパニー」を目標に掲げ、環境・エネルギー分野へ事業シフトを進めている。エレクトロニクス、ブレーキ、精密機器、化学品、繊維などの事業で形成されたコングロマリットを包括するグループ中核企業である。
- 業績
決算期・予実 | 発表日 | 売上高(前期比) | 営業利益(前期比) | 経常利益(前期比) | 当期利益(前期比) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
201603(連) 会社実績 |
2016/05/12 | 533,989 | 12,617 | 17,034 | 10,775 | ||||
201703(連) 会社実績 |
2017/05/11 | 527,274 | (-1.3%) | 4,890 | (-61.2%) | 10,556 | (-38.0%) | 3,574 | (-66.8%) |
201803(連) 会社予想 |
2017/11/09 | 520,000 | (-1.4%) | 15,000 | (206.7%) | 20,000 | (89.5%) | 20,000 | (459.6%) |
2017年3月決算では、主にグループ会社「日本無線(株)」のエレクトロニクス事業において売上の不調と円高による経費が増えたことによる業績結果となったようです。
2018年3月決算予想では、エレクトロニクスとブレーキ事業が黒字に転じたそうですが、一番は大王製紙に製紙事業を買収してもらったのと固定資産の売却による増益らしいです。(何売ったんでしょうね…)
また事業等のリスクについても調べてみました。
1)製品の需要変化によるリスク
半導体始業の需要変化。
「ブレーキ製品事業」
自動車メーカーの業績変動による契約打ち切り、値下げ要求など。
2)顧客事業の業績変動によるリスク
「エレクトロニクス事業」
行政相手の納入が多いため、設備投資の動向により売上、経営成績に影響。
グループ会社で、「新日本通信グループ」(半導体の製造事業)は株式が上場しているので、個々の動きは見ておいた方がよさそうです。
- チャート
板を見る限りだと、2018月1月23日終了時点では全体的に売り傾向が強いですが、買値が結構集中してますね…明日早々買ってみたいなぁと思ってるので個人的には1,600円ん以内に手を出したいところです。
それと主要株主がどんな感じなのか調べてみました。主に複数の信託銀行や生命保険会社で構成されています。(生命保険の方は、社外取締役の方が生命保険会社の取締役会長だからみたいです(;´∀`))
一個人が2~3割所有しているわけではないので、お家騒動みたいなことも起こりにくそうな感じです。