第15回:株銘柄_考察【GCA】
毎月Twitterでトレンドワードになる度に思い出すんですが、今日ってプレミアムフライデーなんですよね。ただ実際のところ、「ニッセイ基礎研究所」が全国の1万人あまりの男女にアンケート調査した結果としては、プレミアムフライデーの利用者は3%程度…(;^ω^)
15時退社出来るのは大企業ぐらいかと思いますが、中小企業でも平均年収が高ければもしかしてそんな余裕が生まれるのかもしれません。
ということで、本日はこんな記事を見かけましたのでここから取り上げたいと思います。
GCA株式会社
GCA(旧名:GCAサヴィアン)グループは、同社と子会社13社(連結子会社メザニンが運営するファンド(投資事業組合)を含む)により構成され、M&A取引に関するアドバイザリー事業を主たる業務とし、M&A周辺業務にも事業展開を図っている。
M&Aとは何ぞや?と思い調べたところ、”企業の合併や買収”の総称を指していました。つまり、企業の合併・買収を戦略立てたり取引したりするのが事業内容のようです。
- 業績
決算期・予実 | 発表日 | 売上高(前期比) | 営業利益(前期比) | 経常利益(前期比) | 当期利益(前期比) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
201512(連) 会社実績 |
2016/02/10 | 13,159 | 2,738 | 2,734 | 1,614 | ||||
201612(連) 会社実績 |
2017/02/14 | 18,558 | (41.0%) | 2,492 | (-9.0%) | 2,660 | (-2.7%) | 1,373 | (-14.9%) |
201712(連) 会社予想 |
2017/11/08 | 20,000 | (7.8%) | 3,600 | (44.5%) | 3,600 | (35.3%) | 2,400 | (74.8%) |
2016年12月決算の際は、日本や米国以外に欧州のアドバイザリー事業が拡大したため売上が大幅に増益。それに伴ってか人件費が上がった為に営業利益が前年割れしています。
2017年12月決算予想では、欧州での売却案件の受注が大幅増加した寄与で売上は好調。営業利益や経常利益も増益となっていますが…ただ決算書を見るとNon-GAAPベースで記載されている数値なんですよね。。欧州アルティウム社を買収価格を8年間に渡り会計費として返すらしいのですが、営業利益はそれらを除外した業務成績になります。
なので、私としてはなんとも判断しづらい感じだなぁと思わざる得ません(;´∀`)
事業等のリスクも調べてみました。
1)競業環境について
日系大手証券会社や大手外資系投資銀行との競争状況が続く中で価格競争が激化すると売り上げに影響が出る可能性があるとのことです。
2)市場のボラティリティについて
市場は景気動向並びに金融情勢に大きく左右され、常にブームとその後の反動での市場の縮小といった歴史を繰り返しているため、日本でも同じ現象が起こる影響で事業拡大に歯止めがかかるとのこと。
- チャート
ここ最近はレンジ相場っぽい感じですね。
板の様子を見る限りだと、全体としては売り手市場。まだしばらくは1,130~1,140円代をふらふらするする感じに見受けられます。
ここは今後の成長…てのはどう感じたらいいんでしょう…(;^ω^)
こういった業種は判断が難しいですね。